【例文あり】履歴書や職務経歴書で使える志望動機・志望理由の書き方

公開日：2024.01.17

履歴書や職務経歴書の志望動機には、企業に対する理解度の深さや入社意欲の強さをうまく盛り込むことで、採用担当者に、即戦力として活躍できる姿をイメージしてもらえるかが大切です。

そこで今回は、履歴書や職務経歴書に使える志望動機・志望理由の書き方のポイントやコツを解説します。例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

志望動機・志望理由に盛り込むと効果的なポイント

最初に、志望動機・志望理由に盛り込むと、採用担当者に効果的にアピールできるポイントを解説します。

自分のスキルや強みを活かせて即戦力となりうること

前職までの経歴や成果を具体的に示し、そこで培われた自分のスキルや強みが、採用企業でどのように活かせて貢献できるかを記します。入社後に即戦力となる人材であることをアピールすることが大切です。

採用企業への高い興味関心や熱意

採用企業のビジョンや姿勢に共感し、ぜひそこで活躍したいということを採用担当者に伝え、企業への入社意欲が高いことをアピールすることも大事です。

その際、採用企業のHPや求人情報で情報収集するだけでなく、実際に企業に勤務している人や関係者から得た情報を盛り込むと、より効果的に興味関心や熱意が伝わる可能性が高まります。

自身のキャリアゴール達成につながるということ

採用企業で働くことが、将来的に自分のキャリアゴールを達成することに繋がると伝えることも有効です。採用企業で描く自分のキャリアプランを具体的に示し、成長していきたい意欲を見せましょう。

履歴書や職務経歴書に志望動機・志望理由を書くときのコツ

次に、志望動機・志望理由をまとめて、履歴書・職務経歴書に記載していく際のコツを紹介します。

最初に結論を述べる

志望動機の書き出しは、採用担当者を惹きつける結論から始めることが大事です。

例えば、「私は、○○に携わりたいと考えています。」など、採用担当者に志望動機の結論を明確に伝えることができれば、最後まで興味を持って読んでもらえる可能性も高くなります。

結論の後には、その具体的な理由を記載して、最後は入社後に貢献できるというイメージを持ってもらえるような文章で締めくくるように心がけましょう。

文章量は200〜300文字を目安に

履歴書や職務経歴書のフォーマットによって、志望動機・志望理由の記入欄の大きさはさまざまですが、文章量は一般的に、記入欄の7～8割程度に収めて、多少の空白スペースを開けておくのが読みやすいと言われています。また、フリーフォーマットの場合は、300文字程度が目安となります。

長くなりすぎると何をアピールしたいのかが伝わりにくくなるので、1テーマにつき長くとも3行程度に抑えることもポイントです。

読みやすい字で誤字脱字チェックも忘れずに

手書きの際は綺麗な文字で、PCで作成する際はフォントの種類や大きさを工夫するなど、読みやすさも大切です。

誤字脱字や日本語の間違いがないよう、提出前にチェックすることも忘れずに行いましょう。

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履歴書・職務経歴書で使える志望動機・志望理由の例文サンプル

ポイントやコツをおさえた、志望動機・志望理由の例文を紹介します。

営業職の志望動機・志望理由サンプル

私は、貴社が取り組まれている金融とITの融合による事業課題解決のビジネスに興味を持っています。なぜなら、地方銀行の法人営業部における、中小企業向け融資の営業活動を通じて、中小企業の経営者の方々が、資金調達以外に新しい事業展開などのさまざまな課題を抱えていると感じたからです。

私は、貴社が開発・提供しているシステムやサービスの課題解決力に魅力を感じています。入社後は、日々進化するITの知識を感度高くキャッチアップしつつ、法人営業で培った市場分析の知識や経験を活かして、貴社サービスの顧客拡大に貢献したいと考えています。

システムエンジニアの志望動機・志望理由サンプル

私は、取引先から直接、多数の大規模案件を請けている貴社で、要件定義や基本設計の経験を積みたいと考えています。

前職では、主に通信会社の業務系システム開発に携わり、10人のスタッフのマネジメントとプロジェクト推進・管理を行ってきました。しかし、前職では、基本設計より上流の工程はSIerが担当するケースが多く、今後のキャリアを考えると、上流工程の経験数を増やしたいと強く希望しています。

貴社のようにプライム案件に携われる環境で、前職で培ったプログラミングやマネジメントの能力を活かしながら、要件定義や基本設計から開発・実装までを一貫して担いたいと考え、志望させていただきました。

英語の志望動機・志望理由の例文サンプル

英文履歴書を企業に提出する際はカバーレターに、志望職種、簡単な自己紹介、志望動機・志望理由、自己PRを書いて添えるのが一般的です。

ここでは、営業職への転職を希望する際に、カバーレターに記載する志望動機・志望理由部分の例文サンプルを紹介します。

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