履歴書の免許・資格欄の書き方 | 資格なしの場合の書き方まで解説!

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履歴書の免許・資格欄の書き方 | 資格なしの場合の書き方まで解説!

転職活動をしている人や、これから転職を考えている人にとって重要な提出書類のひとつとして履歴書があります。

しかし、あまり書く機会もなく、正しい書き方がわからない人もいるでしょう。



この記事では、履歴書の免許・資格欄に焦点をあて、書き方の基本ルールのほか、書くべき資格と書かなくてもいい資格、資格がない場合の書き方まで紹介します。転職を成功させるための参考にしてみてください。

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免許・資格欄を書く際の基本ルール

一般的な履歴書の免許・資格欄は、以下のような形式になっています。まずは免許・資格欄を書くときの基本的なルールを押さえておきましょう。

  

免許・資格
平成24 9 普通自動車第一種免許 取得
平成26 7 秘書技能検定試験2級 合格
平成30 6 TOEIC公開テスト スコア850点取得

  

免許を最初に書き、その他資格を取得年月日順に書く

免許・資格欄には、最初に免許を記載します。続いて、資格を取得した年月日順に書きます。ここで注意したいのが、受験日や交付日ではなく、資格の取得日を基準に記載することです。取得年月日は免許証や合格証に記載されていることが多いので確認しましょう。

 

資格の正式名称を書く

免許・資格を履歴書に記載する場合、正式名称で書く必要があります。あいまいな記憶を頼りに記載したり、略称を用いたりすることは避けましょう。よくある資格の正式名称を以下で表にしています。なお、取得時から資格の名称が変更になっている場合は、取得時の資格名を記入しましょう。

  

資格(略称) 正式名称
自動車免許 普通自動車第一種運転免許(AT限定)
英検 実用英語技能検定
漢検 日本漢字能力検定
宅建 宅地建物取引士
簿記 日商簿記検定試験、日本商工会議所主催簿記検定試験

  

運転免許もその種類によって正式名称が異なります。

以前は運転免許を持っていることが当たり前のようになっていましたが、若者を中心に車離れが進み、免許を持っていない人も少なくありません。

応募するポジションによっては運転免許は強みの1つとなるため、自分の持っている免許を確認し、正しい名称で記載しましょう。

  

運転免許(略称) 正式名称
大型 大型自動車免許
中型 中型自動車免許
準中型 準中型自動車免許
普通 普通自動車免許
大型バイク 大型自動二輪車免許
バイク 普通自動二輪車免許

  

業務に関係する資格を書く

いくら多くの資格を持っていても、業務に関連性のない資格ばかりだと、「本当にこの仕事がしたいの?」と疑問を持たれる可能性があります。履歴書の資格欄は、目標のために努力をしたことをアピールできる場所です。

たとえ多くの資格を持っていても、その資格の種類がバラバラである場合、業務に関係のある資格を中心に記載するようにしましょう。

  

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書くべき資格・書かなくてもいい資格とは?

資格を多数取得している場合は、業務に関係する重要な資格から優先的に記載した方がよいでしょう。

  

書くべき資格とその理由

ここでは、とくに優先度の高い書くべき資格と、その理由について紹介します。

  

☑ 自動車免許

自動車免許は必ず記載するようにしましょう。車での移動が多くなることもある営業職の中には、要自動車免許と記された求人もあります。

また、運転の必要がない職種であっても、思わぬ場面で重宝される場合もあります。ペーパードライバーだとしても、自動車免許を持っている場合は記載しましょう。

たとえば、業務に関係のない自動二輪免許を持っており、業務に関係する資格で資格欄が埋まってしまう場合は、趣味の欄に記入するとよいでしょう。

  

☑ 国家資格

国家資格は、たとえ業務に関係がない場合でも記載しましょう。国家資格を記入することは、過去の仕事に関する証明にもなります。国家資格を記入する場合は、「〇〇免許取得」「〇〇試験合格」と記載します。

また、同じ資格で複数の級に合格している場合、下の級の記載を省くことが可能です。一番上級のものを記載しましょう。

  

☑ 語学系の資格

語学力のアピールとして、語学系の資格も歓迎されることが多いようです。

資格ではありませんが、TOEICの認知度は高く、多くの企業で英語力の判断材料とされています。

そのため、TOEICのスコアも記入するとよいでしょう。あくまで目安ではありますが、ビジネスでは600点以上、外資系企業では700点以上のスコアが求められるといわれています。

  

☑ パソコン系の認定資格

昨今では、ほとんどの企業がパソコンを使い業務を行っているのではないでしょうか。そのため、一見業務に関係がないように見えても、パソコン関連の認定資格は記載するとよいでしょう。

今後のキャリアアップの際に必要となることも十分に考えられます。

  

書かなくてもいい資格とその理由

反対に、あえて書く必要のない資格について、その理由とあわせて紹介します。

  

☑ 人気が高く取得が容易な資格

秘書技能検定3級や日本漢字能力検定3級など、人気が高く取得が容易な資格は書かなくてもよいでしょう。

採用担当者も見慣れており、特別なアピールにはつながりにくいためです。

  

☑ TOEIC(スコアが低い場合)

書くべき資格でも紹介したTOEICですが、求められるスコアより低い点数を記載してしまうと、逆に英語力の低さをアピールしてしまうことになるので気をつけましょう。企業によって異なりますが、500点台だとあまり英語力がないと判断されてしまう可能性があります。

TOEICのスコアが低い場合、明記するように義務付けられているとき以外は、記載しないほうがよいでしょう。

  

希望する企業がどれくらいの英語力を必要としているのか、事前に確認してから記入することが大切です。

  

☑ 趣味の認定資格

「日本酒検定」や「美術検定」など、業務に直接関連がないものや趣味で取得した資格は、資格欄には書かず、趣味の欄に記載します。

しかし、美術館や酒類を販売するメーカーへの就職を希望する場合は、アピールのひとつとなるので資格欄に記載するようにしましょう。

  

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免許・資格欄に関するQ&A

免許・資格欄の記入は貴重な自己アピールの場です。どのように書くべきか、よくある疑問を紹介します。

  

勉強中の資格を書いても大丈夫?

取得前であったとしても、勉強中の資格を記入して意欲や積極性をアピールしましょう。「TOEIC800点を目指し勉強中」や「宅地建物取引士取得に向けて勉強中」と記載すると、採用担当者にも熱意が伝わりやすくなるでしょう。

  

また、合格の見込みがある資格がある際は、「(◯年)◯月に取得予定」と記載します。ただし「勉強中」とむやみに書いてしまうと、取得できていないことがマイナスイメージにつながる場合があるのでよく考えて記載するようにしましょう。

  

書く資格がないときはどうする?

書く資格がない場合は、「特になし」と記入します。しかし、何もないとアピールにつながりません。

勉強中の資格あるいは取得予定の資格がない場合、スクール受講、セミナー受講など、専門教育を受けた履歴を示すこともできます。

パソコン教室や英会話教室に通っている場合は、そのことを記載してもよいでしょう。ただし、無理に空欄を埋める必要はないでしょう。

  

英文履歴書の場合はどう書く?

英文履歴書の場合、取得した資格はQUALIFICATIONSの欄に記載します。

  

例)

TOEIC Listening&Reading Test 700 (2019)

Systems Administrator Examination (2019)

  

このとき、取得年及び正式名称を忘れずに記載するようにしましょう。

  

  

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まとめ

履歴書の免許・資格欄は、取得年月日順に正式名称で記入し、業務に関係する資格を記入するのが基本的なルールです。しかし、記載する資格がない場合、勉強中であることやスクールに通っていることを記入することも可能です。

「資格なし」と書くよりも転職への意欲やアピールにつながるため、可能な限り記入するようにしましょう。

  

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