入社後活躍支援ブログ:第五回

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入社後活躍支援ブログ:第五回

こんにちは。エンワールド日系部門アソシエイトディレクターの青木です。  



コロナ禍にあり、在宅勤務中の方も多いのではないでしょうか?   



そんな中、今回のテーマである「中長期の目標設定の仕方」は個人的にこの渦中だからこそ向き合うべきテーマだと感じています。  

1)なぜ、「中長期の目標設定」が大事なのか?

仕事柄、年間数百名の方とお会いしたり、自分の部下と向き合ったりする中で、結構な確率で当たる壁が「目標設定」です。

  • 目標設定の仕方がわからない  
  • 目標設定をする意味がわからない  
  • 短期目標なら設定できるけど…

このように、さまざまな声を耳にします。

 

なぜ中長期の目標設定をすることが大事なのか?その答えはシンプルで、“今”やっていること(=短期)に対して大きな馬力になるからです。

しかしながら、年齢や性別、生活レベルや国籍の状況にかかわらず、中長期の目標に基づいてやりたいことが定まっている方は非常に少ないです。

ですので、中長期の未来に漠然とした不安を感じている方がいらっしゃっても、ご安心ください。

今不安があるとしたら、それはしっかり危機感を持てている証拠ですので、これを機会に目標設定をしてみましょう。

短期目標も中長期の目標も、全てあなた自身が決める事ですので、内容に間違いは無いと思いますが、逆にいうと正解もありません。

とはいえ効率的に目標設定する方法は存在しますので、これからご紹介する視点を取り入れていただき設定していきましょう。 

目標設定をしてみると、より日々の業務に対する目的意識が高まり、モチベーションアップにもつながりやすいです。

設定するにあたり、まずはじめに重要なことは、自分自身が中長期の未来において大事にしたい考えや価値観、信条といったものを、まずは理解することです。詳しくは次に紹介する設定方法の中でご紹介していきます。

 

2)目標設定の仕方

目標設定をするにあたり、まずはTo Be(なりたい姿)とTo Do(そのためにやるべき事)をわけて考えてみる

ここが一番難しい部分ですが、目標設定する上で非常に大事なポイントであり、実践してみて欲しい内容です。  私の例を元に書いてみます。  

 

現在私は37歳なのですが、エンワールド・ジャパンに入社する前はHR業界(求人広告)、WEB業界(ネット広告)、HR業界(人材紹介)というキャリアで、短期集中・その時に感じた直感や目先の条件で物事を選択するタイプでした。そんな私は32歳の時に結婚をしました。その前年に転職・結婚を決意したのですが、その時、以下のようなことを考えました。

 

「結婚…今後子どもが生まれるかもしれないな…」  

「子どもは地方で育てたいな…でも仕事は東京でしたいな…」  

「起業?リスクあるよな…家族もできることだし一定の蓄えがないと怖いよな…」  

 

これらを上記のTo Be/To Doに当てはめて整理してみます。

 

To Be(なりたい姿 ※中長期の目標)

  • 地方と東京を行き来できる金銭的/精神的余裕、地方にいても東京から仕事がもらえるネットワーキング力がある状態

⇒ 地方と東京を行き来する生活であっても何も不自由にならない状態

 

To Do(やるべき事 ※中長期の目標を達成するために短期的にやるべきこと)

  

  • 給与形態が成果報酬型の企業に勤める
  • 型が決まった営業スタイルではなく、「アウトプット主義型」「自由裁量型」風土の企業を選ぶ 
  • 中長期で続けるため、自分の価値観である「人から感謝される」「自分が好きな仕事をする」に合った仕事を選ぶ  

⇒ 成果報酬型で自由裁量型の人材紹介会社で仕事をする 

 

まとめると、当時から10年後の42歳に「地方と東京を行き来する生活で何も不自由にならない状態」(To Be)を作るために、「成果報酬型で自由裁量型の人材紹介会社の仕事」をしよう(To Do)と思ったことが、エンワールドに入社したきっかけです。

 

3)目標設定におけるヒント  

長期にわたってでも達成したいことを考える 

中長期の目標は、今の仕事での目標を考えがちですが、そこに限る必要はありません。仕事だけではなく「●●な人たちにインパクトを与えたい」「●●に家を建てたい」「●●の車をキャッシュで買いたい」のようにご自身がある程度時間をかけてでも達成したい内容が良いと思います。“なにをしたいか(各論)”ではなく、“どうなっていたいか(総論)”をベースにして「未来→今」へブレイクダウンする方が考えやすく、ブレずに目標設定ができます。

 

やらないことを決める

「目標」という言葉を聞くとついつい”やりたいこと”として捉えがちですが、先にやらないことを決めてみてはいかがでしょうか?イメージとしては100の選択肢から選ぶのではなく、可能性のない70を除き、残りの30から選んだ方が楽に進められるかと思います。この場合のポイントは、「前後の脈絡のない目標や生涯において自分が関わらないであろう選択肢は100から除いておく」ことです。

  

 

4)まとめ  

いかがでしたでしょうか。やはり「ぼんやり考える」ことが混乱する原因になります。困ったときほどシンプルに考え、長期で「なりたい姿」をまずは考えてみましょう。その「なりたい姿」に到達するための短期目標においてはできるだけ「やりたいこと」や「好きなこと」に注力できるよう整理をしていくと良いかと思います。

 

 

■第四回:「アウトプットの重要性」はこちら
■第六回:「効果的なKPIの使い方」はこちら

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