英語力を転職に活かす！転職市場での英語力の評価ポイントも解説

2019.11.11

企業のグローバル化が進む中、自分の英語力を活かした転職を検討している人もいるのではないでしょうか。

この記事ではそういった人に向けて、英語力を活かせる仕事や職場、転職市場で英語力にどういった価値があるのか、英語力以外に磨くべき能力などについて解説しています。

転職活動に英語力を活かすコツをつかみ、転職の成功へとつなげてください。

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英語を活かせる仕事や転職先とは？

まずはじめに、英語を活かせる仕事・転職先について、初級・日常会話・ビジネス～ネイティブなどレベル別に解説します。

初級レベル

TOEICのスコアが400～495点であれば、初心者レベルといえども通関士などの求人を見つけることができるでしょう。

通関士は、輸出入業者に代わって、税関への申請や通関手続きを行います。英語で書類を作成することがあるものの、さほど高度な英語力を求められないケースが多いです。また、出入国時の審査・管理を行う入国審査官も、採用条件として英語力は重視されない傾向にあります。

一方、観光地にある日本料理店やテーマパークのスタッフ、タクシーの運転手になると、ある程度の英語力が必要になってくるでしょう。

とはいえ、応募要件に英語力が明記されるケースはさほどないため、初級レベルの英語力でも転職しやすいといえるでしょう。

日常会話レベル

TOEICのスコアが500～595点程度あると、日常会話レベルの英語力を有しているといえます。

このレベルの英語力があれば、急なアクシデントなどにも対応しなくてはならない海外での団体旅行などを企画するツアープランナーや、海外旅行に同行するコンダクターなどの求人を見つけることができるでしょう。

また、海外から最新の情報を取り入れたり、海外へ情報を発信する広告・メディア企業などでも、このレベルの英語力は転職に有利に働くでしょう。グローバル化の進む金融業界・製造業界でも、日常レベルの英語力が問われるシーンは増加傾向にあります。

ビジネス～ネイティブレベル

TOEICのスコアが700点以上あれば、ビジネス～ネイティブレベルといえます。

ビジネスレベルの英語力があれば、グローバル化が進む企業の秘書や英文事務や海外営業をはじめ、外資系金融業のトレーダー、キャビンアテンダントといった求人も見つけることができるでしょう。また、パイロット、航空管制官などの職業でも、ビジネスレベル以上の英語力が求められます。

ネイティブレベルになると、通訳ガイドやオンライン英会話講師、英文速記者などとして活躍する道が開けるでしょう。

エンワールドでは業界職種専任のコンサルタントがきめ細かくヒアリングを行い、あなたの英語力が活かせる最適な転職先をご紹介します。就業開始後も継続的なフォローアップを行うので、どうぞご安心ください。

英語力は転職活動で有利になる？

現在、外資系企業・日系グローバル企業ともに、転職時に英語力を明記するよう求められるケースが増えています。このことから、そのほかのスキルがほぼ同じであれば、英語力があるほど転職活動で有利に働き、選択肢も広がるといってよいでしょう。

しかし、実際に有利に働くかどうかはポジション次第といえます。外資系企業でも、英語を必要としない求人もありますし、企業や部署によって求められる英語力は異なり、そのほかのスキルやキャリアが重視されることもあるでしょう。

英語力に加えて転職に必要なことは？

英語力に加え、自身の専門分野を持っていると、転職時に有利に働くでしょう。他の応募者にはないような知識や経験があれば、採用担当者にとっては大きな魅力に映るためです。

英語が話せることは、勤める企業の製品・サービスを売り込むためのツールやスキルのひとつに過ぎません。なく、そのツール・スキルを活用して、どのように企業の役に立てるのか、身につけた知識や経験をどのように活かせるのかをアピールするとよいでしょう。

英語力が転職活動で評価されるケースとは？

次に、転職活動において英語力が評価されるケースを紹介します。

ネイティブレベルの英語力を持っている

ネイティブレベルの英語力は、転職で有利に働くでしょう。外資系企業・日系グローバル企業を問わず、海外にオフィスや生産工場があるメーカー、海外との取引がある金融系企業の営業職、海外への報告業務がある部門長レベルともなると、日常的に英語を使う必要があります。

また、ミーティングでの議論や資料作成、交渉などを円滑に行うためにも、ネイティブレベルの英語力が求められるでしょう。さらに、海外勤務などを視野に入れるなら、ネイティブな人に伝わる英語能力は必須となるでしょう。

TOEICのスコアが700点以上である

一言で外資系企業といっても、求められる英語力はさまざまです。たとえば、メールや電話でやり取りするだけなら、目安としてTOEICのスコア700点以上が必要となりますが、英語でのレポート提出や会議への出席、打ち合わせなどを行う場合は、TOEICのスコア800点が必要となるでしょう。

ただし、これらはあくまでも目安となる点数で、重要になるのは英語での業務遂行能力やコミュニケーション能力であることも心得ておきましょう。

英語力を活かした転職と学歴の関連性は？

企業の中には「大卒以上」を応募条件に掲げているところもあり、最終学歴が高等学校卒業卒や専門学校卒である場合は不利になるケースもあります。

しかし、大学卒の応募者と比較しても負けない程度の職務経験・専門的な知識がある場合はその限りではないといってよいでしょう。

また、大学卒の応募者に勝る英語力があれば、大学卒の応募者より有利な場合もあるでしょう。

英語に特化した学科や留学経験が有利？

社会人の英語力で重要なのは、自分の携わる専門分野で使える英語が身についているかどうか、それらを使って円滑なコミュニケーションが取れるかどうかです。そのため、学生時代にどれだけ英語を学んでいたかどうかは、さほど重視されない傾向にあります。

よって、留学経験が転職に有利に働くともいいきれません。

留学前後で英語力に各段の差が出た場合はともかく、TOEICのスコアがさほど伸びがない場合や留学の目的がはっきりしていない場合は、留学経験があっても有利になることは少ないといえます。

語学力の習得だけに注力するのではなく、留学によって専門的な知識を身につけたことを説明することが、留学経験を転職活動に活かすコツだといえるでしょう。

グローバル企業への転職で求められる英語力とは？

繰り返しになりますが、一言でグローバル企業といっても、企業や業務内容によって求められる英語力は異なります。初級レベルの英語力でも支障がない場合もあれば、英語力を活かしたプレゼンテーション能力・スピーチ能力などが重視される場合もあるでしょう。

職種別に見ると、高いレベルの英語力が必要とされるのは営業職といえます。なぜなら、製品やサービスについての専門的な会話を交わす必要があり、コミュニケーション能力の高さも重視されるためです。

さらに、ヘルプデスクやカスタマーサポートでも、英語力の高い人材が必要とされる傾向にあります。英語力以外にも、製品やサービスについての基本知識も求められるでしょう。

また、一般的に外資系企業や日系グローバル企業では、職位が上がるにつれて必要とされる英語力は上がっていきます。そのため、仕事の幅を広げたい、昇進したいと考えるのであれば、英語力のスキルアップに努めましょう。

まとめ

この記事では、英語力を活かした転職を希望している人に向けて、英語を使う仕事や職場、転職市場における英語力の評価基準などを解説しました。

英語力を含め、自分の魅力を最大限に発揮できる転職をしたいとお考えなら、転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか。

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