【客室数ランキングTOP10付き】外資系ホテルに転職するメリット・デメリット|転職のポイントや有名ホテルを紹介

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【客室数ランキングTOP10付き】外資系ホテルに転職するメリット・デメリット|転職のポイントや有名ホテルを紹介

外資系ホテルは、一般的に高年収が期待できることや多くの海外からのお客様にサービスを提供することもできることから、転職先として高い人気を誇ります。しかし、外資系ホテルへの転職に興味があるものの、転職難易度は高いのではないかと不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、外資系ホテルに転職するメリットやデメリット、転職成功のポイント、2024年の保有客室数TOP10のホテルなどを紹介します。外資系ホテルの特徴を十分に理解し、転職活動の参考にしてください。

転職前に知っておきたい外資系ホテルと日系ホテルの違い

外資系ホテルへの転職を検討している方は、外資系ホテルと日系ホテルの違いを理解したうえで、転職の判断をすることが重要です。

外資系ホテルでは、主に富裕層向けのラグジュアリーホテルが多く、内装やサービスの質にこだわりを持っており、従業員にも高い接客スキルが求められることが一般的です。

一方、日系ホテルにも高級ホテルは存在しますが、比較的手頃な価格で一般層が利用しやすいホテルが多く展開されています。

また、外資系ホテルでは、国際的な知名度から外国人宿泊客が多く訪れ、従業員には英語などの語学力が必要とされる場合が多いです。これに対して、日系ホテルでは外国人宿泊者が少ない傾向があり、日本語や簡単な英語での接客が主流となっています。

さらに、外資系ホテルと日系ホテルでは、従業員の評価基準にも違いがあります。外資系ホテルは実力重視の傾向があり、個人の成果が昇給や昇格に大きく影響します。

一方、日系ホテルの場合は、昇給や昇格に関して勤続年数を重視する傾向があり、安定したキャリアプランを築きやすいのが特徴です。

外資系ホテルへの転職を目指す際には、これらの違いを踏まえ、自分の働き方やキャリアプランに合った選択をすることが大切です。

外資系ホテルに転職するメリット

ここでは、外資系ホテルに転職することで得られる4つのメリットを紹介します。外資系ホテルならではの魅力を詳しく見ていきましょう。

質の高い接客サービススキルを身に付けることができる

外資系ホテルには、ラグジュアリーホテルが多く、宿泊客から高品質なサービスを求められる傾向があります。そのため、仕事を通して質の高い接客スキルを身に付けやすく、ホテリエとしての成長につながります。

ラグジュアリーホテルの宿泊客が満足するレベルの接客を習得できれば、将来的に別のホテルへ転職を目指す際や、キャリアチェンジが必要になった場合にも大いに役立つでしょう。

語学スキルを活かせる

外資系ホテルでは、海外からの利用者が多いため、接客時に日本語以外の言語でのコミュニケーションを取る機会が多いです。

すでに英語やその他の言語などを習得しており、仕事でその語学スキルを活かしたいと考えている方にとっては、大きなやりがいを感じられる環境といえます。

さらに、宿泊客だけでなく、従業員の国籍も多様であるため、同僚との交流においても語学スキルが活かされ、国際的な職場での経験が広がります。

仕事で成果を出すと早い段階で出世できる

外資系ホテルでは、一般的に人事評価において仕事の成果を重視する傾向が強く、日々の業務で結果を出すことで、入社後比較的早い段階で昇進できる可能性があります。

昇進すると、より重要な仕事を任せられる機会が増え、責任感も重くなる一方で、新たなやりがいや達成感を感じやすくなるでしょう。

さらに、外資系企業の年収は高い傾向があり、社内での評価が高まると大幅な収入アップも期待できます。このような環境は「今後も成果を出して収入を増やしたい」というモチベーションにもつながりやすいです。

海外勤務やインターナショナルな環境で働く機会がある

外資系ホテルの魅力のひとつに、海外勤務やインターナショナルな環境で働く機会があることが挙げられます。

外資系ホテルへの転職を検討している方のなかには「アメリカのホテルで働いてみたい」など、海外勤務への憧れを抱いている方も多いのではないでしょうか。

外資系ホテルで働きながら、海外勤務の希望を会社に伝えておくことで、グループ内の海外ホテルで欠員が出た際や、新しいホテルが開業するタイミングなどで、海外転勤の可能性が広がります。

さらに、外資系ホテルの管理職や本社の業務報告先には外国籍の方が関わることが多いため、国内勤務の場合でも国際的な環境で働くチャンスはあり、グローバルなキャリアを築くことが期待できます。

外資系ホテルに転職するデメリット

ここでは、外資系ホテルに転職する際に知っておきたい3つのデメリットを紹介します。メリットだけでなくデメリットも十分に理解したうえで、転職を判断しましょう。

成果を出せない場合に収入減少の可能性がある

外資系ホテルでは、成果を出すことで早期の昇給が期待できますが、一方で会社から求められる成果を上げられない場合、収入が減少する可能性があります。

勤務先によっては、仕事での評価が低いとみなされた場合に、正社員から契約社員に雇用形態を変更されることもあり、職場での居心地が悪くなる可能性もあります。

「安定した収入を得たい」と考えている方にとっては、収入減少のリスクがあることが精神的な負担になるかもしれません。

人の入れ替わりが多い

ホテル業界では人の入れ替わりがひんぱんにありますが、外資系ホテルのなかには従業員の転勤や採用がよく行われるところもあります。

同僚が入れ替わると、その都度新たな人間関係を構築する必要があり、人によってはその変化にストレスを感じてしまうでしょう。

また、上司が変わると、これまでの指導方法や接客などが、大幅に変わることがあります。新しい上司と反りが合わない場合、仕事がしづらくなり、意欲低下につながるかもしれません。

出世競争が激しい

外資系ホテルでは、基本的に優秀な人材が集まりやすいため、社員に求められる仕事の水準が高くなり、そのぶん出世競争も激しくなります。

前述のように、外資系ホテルでは従業員の入れ替わりが多く、国内だけでなく海外のグループホテルから優秀な人材が派遣されることがあります。

マネージャーや営業支配人など、上位職への昇格を目指すためには、出世競争に勝ち残るため常に成果を上げ続ける必要があり、それにともない仕事のプレッシャーが大きくなるでしょう。

また、自分が十分な成果を上げたと感じていても、思い通りに出世できない場合、会社の評価制度に対して不満を抱く可能性もあります。

外資系ホテルで求められる人材の特徴

外資系ホテルで活躍するためには、どのような人材が評価されるのかを理解することが大事です。ここでは、外資系ホテルで求められる人材の特徴を3つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。

語学力に優れている

外資系ホテルでは、宿泊客や同僚が海外の方である場合も多く、英語やその他の外国語でのコミュニケーションが求められるため、語学力に優れた方が高く評価されます。

宿泊客の言葉を十分に理解することで、円滑な意思疎通が可能となり、日本に慣れていない方にも安心感を与えられます。

また、宿泊客の要望を的確に読み取り、上質なサービスを提供できれば、個人の評価はもちろん、ホテル全体の評判も向上するでしょう。

異文化や異なる価値観を理解している

外資系ホテルは、多国籍の方が利用するため、言語だけでなく異文化や異なる価値観への理解も求められます。

国際感覚に優れ、宿泊客の出身国の礼儀やマナー、宗教について理解し、細やかな配慮ができると、宿泊客から喜ばれるでしょう。

このように、文化や価値観の違いを理解した対応をすることで、顧客満足度が向上し、ホテル全体の評価も高まります。

高いコミュニケーション能力を持っている

外資系ホテルでは、質の高いサービスを求める宿泊客が多いため、それぞれの方に適した最高のおもてなしを提供するためにも、高いコミュニケーション能力が要求されます。

宿泊客に対して常に気を配り、相手の要望に応えるサービスを提供できれば、宿泊客から感謝されます。

また、顧客満足度の高い接客ができると、社内でその成果が認められ、自身の評価につながり、昇格や昇給のチャンスが増えるでしょう。

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外資系ホテルへの転職を成功させるためのポイント

ここでは、外資系ホテルへの転職を成功させるための2つのポイントを紹介します。希望の外資系ホテルへの転職を実現したい方は、ぜひ参考にしてください。

採用スケジュールを常にチェック

ホテル業界は、それぞれのホテルチェーンの採用スケジュールにばらつきがあります。繁忙期直前だからといって、求人募集が必ずしも行われているわけではありません。

そのため、外資系ホテルに転職したい場合には、志望企業の採用スケジュールを定期的にチェックしておくことが重要です。

また、新しくホテルがオープンする場合、募集人数の多い求人が出ることもあるため、そのような情報もあわせて確認しておくことをおすすめします。

採用面接で試される「英語力」

外資系ホテルでは英語力が求められる傾向にあります。これは、海外から観光やビジネスで日本を訪れる方が、比較的名の知れた外資系ホテルを選ぶ傾向があるためです。

そのため、外資系ホテルで働く際には、海外出身者と会話ができる程度の英語力が必要となることが多いです。採用面接では、応募者の英語力を確認することもあるので、事前に英語能力を十分に磨いておくとよいでしょう。

上位を外資系企業が独占!ホテルの客室数ランキングTOP10

ここでは、2024年の世界のホテル・グループの保有客室数TOP10(2024年4月時点)を紹介します。転職先の外資系ホテル選びで悩まれている方は、参考のひとつとしてご覧ください。

参考:Exclusive - Top 10 global hotel groups 2024 shaken by China's rise|Hospitality ON

1位 マリオット・インターナショナル

マリオット・インターナショナルは、アメリカ合衆国のメリーランド州ベセスダに拠点を置いており「ザ・リッツ・カールトン」の運営元として有名です。1957年にホテル事業に進出し、現在では世界最大のホテル・チェーンとして知られています。

主に高級ホテルを中心に展開していますが、長期滞在型のホテルなども運営しており、グループ全体のホテル数は、全世界で約9,100件にものぼります。

2位 ジンジャン・インターナショナル・ホールディングス

ジンジャン・インターナショナル・ホールディングスは、中国の上海に拠点を置いているホテル・グループです。こちらの会社は中国の国営企業であり、運営を政府が担っています。

比較的新しいホテル・グループですが、海外のホテル・グループの買収にも積極的で、急激に業績を伸ばしてきています。

ホテルの形態も幅広く、フルサービスのものからセレクトサービスのものまで、多種多様です。ホテル運営だけでなく、観光事業や物流、旅行代理店の経営なども行っています。

3位 ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングス

ヒルトン・ワールドワイド・ホールディングスは、多くの方がその名を知っている「ヒルトン」を運営しています。

主に高級ブランドのホテルとして知られていますが、それより価格帯の安い中級ブランドのホテルも存在します。等級は18種類に分かれており、それぞれ多様なサービスを提供しているのが特徴です。

グループ全体では122の国と地域に、約7,000件のホテルを運営しており、その多くが立地に優れています。

4位 インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ

インターコンチネンタル・ホテルズ・グループは、2004年にイギリスで創設されたホテル・グループです。現在では、100ヵ国以上に6,000件を超えるホテルの運営を行っています。

日本のホテルと同様、インターコンチネンタル・ホテルズ・グループが経営しているホテルでは、おもてなしの精神が重視されています。

数あるホテル業界のなかでもグローバルな存在感を示しており、類稀なる経営戦略を行っていることでも知られています。

5位 ウィンダム・ホテルズ・アンド・リゾーツ

ウィンダム・ホテルズ・アンド・リゾーツは、アメリカ合衆国のニュージャージー州パーシッパニーに本拠を置くホテル・グループです。現在ではアメリカ国内のほか、カナダや中国、ヨーロッパ諸国、アジア諸国、アラブ諸国などでもホテル運営を行っています。

ホテル・ブランドは25種類に分かれており、短期滞在だけでなく長期滞在型など、95ヵ国で約9,200のホテルを運営しています。

6位 Hワールド・グループ

Hワールド・グループは、中国・上海を代表するホテル・グループのひとつです。2022年に「Huazhu Group Limited(ファズー・グループ)」から、現在の社名に名称変更しました。

「ブロッサムヒルホテルズ&リゾーツ」や「グランドメルキュール」など、数多くのホテルを手がけています。2023年からの客室数の増加率は12.7%と、保有客室数TOP10の企業のなかでももっとも高い値を示しており、急成長中のホテルです。

7位 アコーホテルズ

アコーホテルズはフランス発祥のホテル・グループです。最高級のリゾート・ブランドから都市型リゾート・ホテル、エコノミー型ホテルまで多種多様なホテルを運営しています。

世界では、100ヵ国5,100以上のホテルが存在し、日本国内でもさまざまな形態で運営しています。

それぞれのブランドでアメニティーなどは異なり、明確に客層を分けたホテル展開をしているのが特徴です。内装や外観については、いかにもフランスらしいお洒落なものとなっています。

8位 チョイスホテルズ・インターナショナル

チョイスホテルズ・インターナショナルは、アメリカ合衆国のメリーランド州に拠点を置いているホテル・グループです。創業されたのは1938年のことで、比較的老舗のホテルグループといえます。

現在は、世界45ヵ国以上で7,400件を超えるホテルを運営しています。高級ホテルからエコノミー・クラスのホテルまで、運営形態はさまざまです。

さまざまな価格帯のホテル・ブランドを展開しているため、ビジネス旅行者や家族旅行者、高齢者まで、幅広い客層に向けたサービスを提供しています。

9位 ビーティージー・ホテルズ・グループ

ビーティージー・ホテルズ・グループは、中国で創業されたホテル・グループです。ビーティージーとは、「Beijing Tourism Group(北京観光グループ)」の頭文字をとったもので、拠点はその名前が示すように北京にあります。

ビーティージー・ホテルズ・グループでは、単にホテルを運営するだけでなく、ホテル事業セグメントと景観事業セグメントの2つのビジネスモデルを柱にした経営をしています。ホテル運営事業では、ホテル物件の賃貸なども行っていることが特徴です。

10位 オヨ・ルームズ

オヨ・ルームズは、2013年にインドで創業した新進気鋭のホテルチェーンです。ソフトバンクグループが巨額投資を行い、日本では2019年に合弁会社の「OYO Hotels Japan(現Tabist)」を設立し、全国にホテルを展開しています。

AIによる需要予測に応じた価格設定をおこなっており、リーズナブルな価格での宿泊を実現しています。

まとめ:外資系ホテルへの転職を成功させたい方は、外資系企業・日系グローバル企業の求人に強みを持つエンワールドへの登録もご検討ください

外資系ホテルは、成果次第で高収入を得ることができ、国際的な環境で働く機会があるなど、転職先として魅力的です。

外資系ホテルへの転職を成功させたい方は、日頃から自身の希望に近い企業を探しながら、英語力などの必要な能力を磨くことが重要です。

エンワールド・ジャパンは、外資系企業・日系グローバル企業への転職に強い転職エージェントで、外資系ホテルの求人も扱っています。

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