CCIEを取得して外資系企業のネットワークエンジニアに転職|日系企業との違いや、求められるスキルについて解説

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CCIEを取得して外資系企業のネットワークエンジニアに転職|日系企業との違いや、求められるスキルについて解説

最高位の技術を持つネットワークエンジニアを認定するCCIEは、外資系企業のネットワークエンジニアとしてキャリアアップするための転職にも有効となりえる資格です。



今回は、CCIEとは何かをおさえた上で、外資系企業のネットワークエンジニアと日系企業の違い、外資系企業のネットワークエンジニアに転職する際に求められるスキルなどについて解説します。

CCIEとは?

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CCIEとは、Cisco Certified Internetwork Expertの略称で、シスコシステムズ社が提供するシスコ技術者認定の5つのグレードのうち、最高位のエキスパートレベルの技術者を認定する資格です。 

CCIEを取得すれば、ネットワークやシスコ全般の専門知識において、最も高い水準のスキルを持っていることを世界中に証明することができます。 

 

CCIEの試験概要

CCIEの受験には、5年から7年程度のCISCO社製品を用いた実務経験を持つことが推奨されていますが、受験資格の必須条件はなく、18歳以上であれば受験することができます。 

 

CCIEの試験コースは、6つの分野に分かれています。このうち、いずれか1つに合格すれば、CCIEホルダーとして認定されます。 

 

  • CCIE Enterprise Infrastructure
  • CCIE Security
  • CCIE Collaboration
  • CCIE Data Center
  • CCIE Enterprise Wireless
  • CCIE Service Provider

 

どのコースも、筆記試験に合格後、8時間ほどのハンズオンラボ試験(実技試験)を経て、資格認定されます。 

 

外資系企業のネットワークエンジニアと日系企業の違い

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ここでは、ネットワークエンジニアとして外資系企業で働く場合と日系企業で働く場合の違いについて押さえておきましょう。 

 

高い年収やキャリアアップが期待できる

一般的に、外資系企業のネットワークエンジニアは、日系企業よりも高い年収を得られる傾向にあります。 

また、外資系企業では、自分の役割や評価基準が明確で、その結果が人事評価に反映されることが多いため、若くても実力を評価されれば管理職に就けるなどキャリアアップの可能性もあります。 

 

新しい技術を学べる機会が多い

外資系企業は日系企業に比べ、新しい技術を積極的に取り入れる雰囲気があります。そのため、日頃から新しい技術にアンテナを張り巡らせている意欲の高いエンジニアも多いので、社内勉強会が開かれるなど、積極的に学ぶことができる機会も多いでしょう。 

 

英語力を生かして仕事ができる

企業にもよりますが、外資系企業では、外国人が在籍する組織での社内コミュニケーションを取る際や、海外拠点とのやりとりのメールやレポートなどで英語を用いる場合もあるため、自身の英語力を生かすことが可能です。 

 

ワークライフバランスを保ちやすい

外資系企業の働き方は日系企業に比べ、オン・オフの区別がはっきりしていることが多いため、定時退社や有休・長期休暇の取得もしやすく、ワークバランスを保ちやすい傾向があります。 

また、フレックスタイムやテレワークなどの制度が日系企業より定着していて、柔軟な働き方がしやすいのも特徴です。 

 

福利厚生は充実していない可能性がある

世界的にみて、退職金制度や住宅手当、家賃補助、家族手当などの福利厚生が充実している日系企業に対し、外資系企業では福利厚生は最低限しかない場合があります。 

 

外資系企業のネットワークエンジニアに転職する際に求められるスキル

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ここでは、外資系企業のネットワークエンジニアに転職する際に求められる、主なスキルや知識を解説します。 

 

ネットワーク関連の専門知識や実務経験

DNSなどのネットワーク関連や仮想ネットワーク、仮想化サービスの知識に加え、ネットワーク機器の構築・運用の3年以上の実務経験やネットワーク機器設計の経験、統合監視ツールの利用経験などを求められることがあります。 

必要な知識は顧客によって異なりますが、AWS・Google Cloud・MicrosoftAzureの最新情報をキャッチアップしておくことは最低限必要でしょう。 

 

スムーズに業務を遂行する力

ネットワークエンジニアとして、国内外のクライアントや取引先、海外ベンダーなどと協力しながらスムーズに業務を遂行するためには、業務中に起きるさまざまな問題に対する解決能力や高い柔軟性も重要です。転職活動の際には、多くの人と関わった業務やトラブル発生時にとった対応などの具体的なエピソードも混じえてアピールしましょう。 

 

意思疎通ができる英語力

多くの場面で英語を用いる外資系のIT企業では、TOEICで700点相当の英語力は必要です。 

さらに、マネジメントの立場になれば、海外のクライアントや担当者とディベートできる程度の英語力が求められます。 

 

CCIEのほかに外資系企業ネットワークエンジニアへの転職時に優遇される資格

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CCIEのほかに転職時に優遇されやすい資格としては、世界で最も認知されているLinuxの技術者認定の資格である「LPIC(Linux Professional Institute Certification)認定資格」や、米国で設立されたIT業界集団であるCompTIA(the Computing Technology Industry Association)による、IT業務における実践力や応用力を測る「CompTIA認定資格」があります。 

 

まとめ

CCIEは、外資系企業のネットワークエンジニアへの転職の際に役立つ資格といえます。しかし、転職活動を行う際には、有効な資格の取得に合わせて、転職を希望する会社や業務内容について調べたり英語面接の対策をしたりなどの準備が大事です。 

自分だけではリサーチや準備をしきれないという場合は、外資系企業の転職に強いエージェントの利用も検討してみてはいかがでしょうか。 

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