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外資系コンサルティングファームから転職する方の多くは、どのような企業に転職しているのでしょうか。
この記事では外資系コンサルティングファームからの転職を考えている方のために、外資系コンサルタントが評価されるポイントや、どのような転職先が考えられるかを解説します。ぜひ転職の参考にしてください。
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外資系コンサルタントの評価とは
外資系コンサルタントというと、現場よりも理論に基づいて戦略だけを立てるイメージを持っている人もいましたが、最近では戦略立案だけではなく実行推進まで対応可能なことが認識され、コンサルタント出身者は比較的高い評価を受ける傾向にあります。
また、語学スキルを活用したコミュニケーション能力やリーダーシップなどビジネスマンの基礎となるスキルや、コンサルティングやサービスにおいての知見を評価され、ハイポジションへの転職をする方もいます。
外資系コンサルタントが評価される理由
さまざまな業界で行ってきた課題解決の経験は、外資系コンサルタント出身者の大きなアピールポイントのひとつです。どの企業もなにかしらの課題を抱えているケースも多く、コンサルタント出身者なら今までの経験を活かして解決に導ける場合もあります。
また、外資系コンサルタントの特徴でもある「リーダーシップ」や「コミュニケーション能力」は、役員などのハイポジションでも活かせます。ビジネスマンとしてのスキルが高く、豊富な経験を持っていることが外資系企業コンサルタントの強みといってよいでしょう。
業種別の得られるスキルとネクストキャリア
外資系コンサルタントといっても、業種別で得られるスキルとネクストキャリアが異なります。この章ではどのように異なるのかを分けて解説します。

戦略・総合・シンクタンク系コンサルタントの場合
さまざまな業界でマーケティングや経営戦略、組織改革を担当する戦略コンサルタントは、大きなプロジェクトを豊富に経験していることでしょう。
そのため業界を問わず、経営企画やマーケティング部門への転職や、CEO(最高経営責任者)やCOO(最高執行責任者)などの経営幹部を目指す選択肢もあります。コンサルティング業界内で転職する場合は、競合のコンサルティングファームへ転職する方もいます。
IT・財務・人事系コンサルタントの場合
専門知識を使ってプロジェクトを進めるコンサルタントは、専門知識を活かした転職が可能です。
財務系コンサルタントであれば、投資銀行やPEファンドなどで財務スキルを活かした仕事が可能となるでしょう。
専門的な経験を活かし、役員であるCIO(最高情報責任者)やCHO(最高人事責任者)など経営幹部を目指す方もいます。
他業種ではなく、コンサルティング業界でも専門知識に特化した財務系や人事系など専門知識を生かした転職が考えられるでしょう。
外資系コンサルタントの主な転職先
この章では外資系コンサルタントの主な転職先を7つに分けて解説します。

投資銀行
投資銀行は、外資系コンサルタントを超える高い給与水準はもちろん、M&Aの支援ができる仕事内容もやりがいがあると人気です。
また、語学力や財務スキルなどをもつ若手のコンサルタントは特に歓迎される傾向にあります。
ただし、投資銀行の採用は少数ですぐ埋まってしまうため、採用に空きが出たらすぐに動けるように、転職エージェントを利用するのもおすすめです。
PEファンド
PEファンド(プライベートエクイティファンド)は、今までのコンサルティングスキルを活用して、投資先企業の成長を長期間にわたってサポートする責任ある業務を行います。
投資先企業の業績を上げ、成長させることができればキャリーボーナスが支給されたり、成果を上げれば年収が高くなる可能性もあります。
その他の外資系コンサルティングファーム
外資系コンサルティングファームは、ファームが違っても即戦力として動けるため、転職後もすぐに高い評価を受けやすいのがメリットのひとつです。
能力を評価されれば給与の水準も高くなりますし、ファームの方向性や自身のスタイルとの相性を具体的に考えながら転職できるのも良い点でしょう。
コンサルティングファーム以外の外資系企業
外資系企業は、外資系コンサルタントの最もメジャーな転職先といってよいでしょう。
外資系という共通性があるので人気も高く、仕事もしやすいとされています。
また、外資系コンサルタントは幅広い経験を持っているケースが多いので、これまでの実績や能力によりますが、比較的高い給与も望みやすいでしょう。
日系大手企業
日系企業は、自動車や商社など多くの大手企業がポストコンサル(コンサルティングファーム出身者)の採用を行っています。
コンサルタント時代に、クライアントから声をかけられて転職したというケースもあります。
日系企業では、M&Aや業務改善のための社内コンサルタント、もしくは海外展開のコンサルタントとして採用を行うことが多いようです。
ベンチャー企業
大手企業から100人未満の企業まで、さまざまなベンチャー企業への転職が年々増加傾向にあります。
業務内容としては、コンサルタントの今までの経験や能力を活かした経営企画やマーケティング、海外展開などさまざまなニーズがあります。
中には、株式公開直後の企業などの役員候補やCFO(最高財務責任者)、、CCO(最高顧客責任者)など幹部ポジションの求人もあります。
起業
企業に転職せず、自身で起業するのも選択肢のひとつでしょう。
事業を立ち上げ、ビジネスが軌道に乗れば、企業に勤めるより大きな資産を築ける可能性もあります。しかし、コンサルタント経験があるからといって必ずしも事業が成功するわけではなく、さまざまな方が起業に挑戦し、成功する場合もあれば失敗する場合があるのも事実ではないでしょうか。
起業を目指すなら、培ってきた経験や能力はもちろん、軌道に乗るまでの強靭な精神力も必要になるでしょう。そのため、起業するなら自身の強みや事業内容などをよく考えてから挑戦しましょう。
外資系コンサルタントから転職する際のポイント
一般的な企業にハイポジションではない条件で転職する場合、給与形態が今までと異なるために結果として収入が今までより下がってしまったり、仕事の手法が異なり戸惑ったりすることもあるでしょう。
また、「コンサルタントはなんでも解決できる」と過度な期待をされてしまう可能性もあります。
転職を成功させるためには、まず転職先がコンサルタントを理解しているのか、コンサルタントを迎える環境が整っているのかなどもしっかり調べるとよいでしょう。
まとめ
外資系コンサルタントは、これまで培ってきた経験や能力を活かしてさまざまな企業に転職できる可能性があります。
自分のキャリアや転職先について事前によく調べて転職を成功させるためには、多くの情報を持つ転職エージェントを利用することもおすすめです。
エンワールドではコンサルタントに特化したチームもあり、転職希望者のキャリアを中長期的な視野で見て目標や能力を把握して最適な転職先を提案いたします。
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