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
「語学」というものは、学生時代にまじめに勉強しておけばよかった、と後悔する人が多いといわれる学習のひとつです。
一方で、グローバル化が進んでいる今、語学を習得することでキャリアアップを目指したり、外資系・日系グローバル企業も含めて転職先の幅を広げたりできる可能性があります。しかしながら、社会人になってからは忙しく、学習のための時間が思うように取れないこともあるのではないでしょうか。
この記事では、社会人になってから独学で語学を習得するための5つのポイントを解説します。いまさら遅いなどということは決してありません。できることからはじめて独学による語学取得を目指しましょう!
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社会人が語学を独学で習得したいなら、まずここから
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社会人になってから語学を独学で習得するのは、決して簡単なことではありません。ここでは、最初に心がけておきたい3つのポイントを紹介します。
自分のレベルを正しく把握する
語学学習をはじめる前に、自分のレベルを正しく把握することは大切です。なぜなら、現在地を知ることで何からはじめればいいのか、習得までに目安としてどのくらいの時間が必要なのかがわかるからです。
英語学習の場合、アメリカ国務省の機関であるFSI(Foreign Service Institute)の調査結果を基にすると、日本人が習得のために必要とする時間数は2,200時間だといわれています。
なかには3,000時間または5,000時間必要だとする説もありますが、ひとつの目安として参考にすると良いでしょう。
一般的に、大学までに英語学習にかける時間は1,200時間ほどです。大学までに真面目に英語の勉強をしていた場合、残りは最低でも1,000時間程度となり、これをクリアする頃にはビジネスで活用できる程度の形になっているといえるでしょう。
モチベーションを維持させる
語学を独学で習得する際に難しいことのひとつが、モチベーションを維持させることです。語学学習は、開始してすぐに目に見える効果を期待することが難しいため、「この学習方法で大丈夫なのだろうか」「自分には向いていないかもしれない」など、ネガティブ思考に陥って、途中で断念してしまう可能性もあります。
モチベーション維持のためには、短期的な目標を立てることが効果的とされています。目標をクリアするたびに、気持ちを新たにして語学学習に取り組めるようになるからです。
短期的な目標の例として、「TOEICの点数を500点から600点以上にアップさせる」「単語帳を1冊暗記する」などがあります。無理のない目標で、次のステップのモチベーションになるような目標を立てましょう。
学習を習慣化する
独学での語学学習を継続させるには、習慣化することが効果的だといわれています。そのためには、生活の中の隙間時間を含めて、語学学習に充てることができる時間を洗い出す必要があります。
朝30分早く起きて時間を作る、通勤時間を利用する、寝る前の30分など、隙間時間を組み合わせて1日に目標とする勉強時間を作り出しましょう。はじめは辛いときもあるかもしれませんが、習慣化できると学習が継続しやすくなるでしょう。
独学で語学を習得するための5つのポイントとは
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机に座って参考書とにらめっこするだけが語学学習ではありません。ここでは独学で語学を習得するための5つのポイントを伝授します。
最低限のインプットからスタートする
語学学習にはインプットとアウトプットとがあります。インプットとは読むことと聞くことであり、アウトプットとは書くことと話すことです。知らない単語を使って文章を書いたり、会話をしたりすることは難しいため、まずは最低限のインプットとして単語や文法を覚えることが必要となるでしょう。
もちろん、インプットだけの学習では話せるようにならないので、途中で挫折しやすい危険性もあります。最低限のインプットができたら、実践によりアウトプットを鍛えましょう。
その言語に触れる機会を多くする
とにかく、学びたいと思っている言語に触れる機会を多くすることも、、大切なポイントのひとつです。
可能であれば、実際にその言語を使っている国に足を運ぶが一番ですが、難しい場合は海外の方が集うバーやカフェを訪れるのもよいでしょう。社内に英語を話す同僚がいれば、積極的に会話をしてみるのもいいかもしれません。
いきなり会話をするのはハードルが高い場合でも、スマートフォンの言語設定をその言語に変更したり、当該言語圏のアーティストのSNSをフォローしたりするなどして、その言語に接する機会を積極的に探しましょう。
アプリを活用して隙間時間を有効活用する
前述のとおり、隙間時間を言語学習に充てることは効果的で、その際にはアプリの利用がたいへん有効です。スマートフォンさえあれば語学学習ができるので、通勤時間や休憩時間を気軽に活用できるというメリットがあります。
洋楽や洋画、YouTubeなどを積極的に活用する
リスニングを鍛えるためには、洋楽や洋画、YouTubeを積極的に活用するとよいでしょう。じっくりと聞くというよりは、BGM感覚で聞く程度でもかまいません。大切なのは聞く量を増やすことです。スクリプトや字幕があれば聞き取れなかった単語の確認もできます。
時間の取れる休日には、じっくりと問題集などに取り組む
時間の取れる休日は、隙間時間ではできないような学習に取り組むとよいでしょう。たとえば長文の問題集をこなすなど、時間がとれるからこそ取り組めるようなものを、理解できるまでしっかりと学習するとよいでしょう。
完全独学にこだわらず、オンライン英会話なども利用する
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語学学習の目的がビジネスで英語が使えるようになることであれば、独学にこだわらず、有料レッスンなども検討するとよいでしょう。
ある程度のインプットができたら、アウトプットに比重を置く
語学を効率的に習得するためには、アウトプットに比重を置くことが大切になってきます。インプットで学習した情報は頭の中で眠っている状態です。実際に話すことで、その情報を使えるようにするのです。
インプット学習で得た語学力を実際に試してみようとすると、言葉が出てこなかったり、相手に伝わらなかったりするものです。また、相手の会話のスピードについていけないこともあるでしょう。
アウトプットで気づいた課題を、今度はインプット学習に活かすこともでき、相乗効果で語学力がアップするといわれています。
オンライン英会話を利用するのがおすすめ
日本国内でアウトプットをする場は、あまり多くないと思いますので、効率的なアウトプットにはオンライン英会話がおすすめです。オンライン英会話では、ネイティブからノンネイティブまでさまざまな講師を探すことができます。
フリートークや教材を使った学習も可能で、サービスや講師によっては低コストでレッスンを受けることもできるようです。
まとめ
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努力して習得した語学力はキャリアアップに活かすこともできます。外資系企業や日系グローバル企業への転職も夢ではありません。今持っている経験やスキルに語学力が加わるなら、転職先の幅や可能性が大きく広がる可能性があります。
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