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景気の変動や働き方改革の影響もあって、転職市場は活性化している傾向にあるようです。そして、それは日本企業だけでなく、外資系企業でも同様です。
そんな転職市場において、企業が求めているのは即戦力だといってよいでしょう。それは言い換えれば、30~40代のキャリアを積んだ方々にとってプラスの状況だと言えるのではないでしょうか。
この記事では転職面接における服装について、紹介していきます。転職活動を実りあるものにするために、参考にしてください。
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転職活動ではスキルはもちろんのこと、マナーも重要視されます。転職を成功させるには、転職マナー本の内容を鵜呑みにするのではなく実際に現場をよく知る存在からのサポートを受けましょう。外資系企業に強いエンワールドでは、応募先の企業カルチャーに合った服装や面接対策の伝授も致しますのでぜひご相談ください。
転職面接での服装で気をつけたい3つのポイント

転職活動において、採用面接は重要な位置づけにあるといってよいでしょう。いくら履歴書や職務経歴書で人事担当者に興味を持ってもらえたとしても、面接時の印象が悪ければ全て台無しになってしまう可能性があるからです。
そして面接官の第一印象を左右するもののひとつに「服装」があります。といっても、重く考える必要はありません。「清潔感があること」「TPOに合っていること」「年相応の装いであること」、この3つに気をつけていれば、相手に好感を持ってもらえるでしょう。
「清潔感」がある服装かどうか
面接官も人間ですから、採用したいと思うのは「一緒に働きたい人」ではないでしょうか。そして、「不潔」「汚い」「だらしない」服装の人間と、一緒に働きたいと思う人は少ないでしょう。
一方で、「爽やか」「整っている」服装の人とは、一緒に働きたいという気持ちになるのではないでしょうか。
両者の違いは「清潔感」です。清潔感のある服装をしているかどうかで、面接官の印象が大きく変わる可能性がありますので、面接に臨む際には十分に意識しましょう。
「TPO」に合っている服装かどうか
面接時の服装では「TPO」に合っているかも気をつけた方がよいでしょう。TPOとは、時(Time)、場所(Place)、場合(Occasion)のことで、面接する企業や業種によって何が最適となるかは異なるケースもあります。
例えば、堅い業種の事務職なら無難なスーツスタイルが好ましく、個性を重要視するクリエイティブ企業であれば、自分らしさのあるスタイルの方が相手に好印象を与えるかもしれません。
いずれにせよ、その環境で働くことをイメージして、自分がプロフェッショナルであることが伝わる服装を選ぶように心がけるようにしましょう。
「年相応」の服装かどうか
30~40代の転職面接では、「年相応」の装いができているかどうかもポイントのひとつとなるでしょう。転職活動ではビジネススーツを着用するのが一般的ですが、新卒時に着ていたようなリクルートスーツは避けた方がよいでしょう。
なぜなら、リクルートスーツはフレッシュマンが着る印象が強いため、キャリアのある30〜40代にとっても、即戦力を求めている企業にとっても相応しくないからです。
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男女別、30代〜40代の転職面接に相応しい服装とは?
やる気やポテンシャルが重視される20代の転職と違い、30~40代での転職はキャリアが重視されます。そのため、落ち着いた印象を与える服装や、即戦力を期待させる服装の方が、面接官に好印象を持ってもらえるでしょう。
それでは、キャリアを重視する面接官に好印象を与える格好とはどのような服装なのでしょうか。ここでは男女別に、30〜40代のおすすめのスタイルを紹介します。
男性は「即戦力」を期待させる服装を
男性にとって30~40代とは、ある程度の経験や実績を積んで裁量が増え、仕事に対して自信ややりがいを持ってくる時期でしょう。
そのような30〜40代男性に対して、企業側は「即戦力となる能力」や「管理能力」を重要視してくる傾向にあります。そのため、服装はやる気や自信だけでなく、プロフェッショナルな雰囲気を演出するのがポイントです。
その際、サイズが合っているか、アイロンがかかっているかなどの清潔感にも気を配り、部下を持つのに相応しい服装や、業界のプロフェッショナルとして活躍できそうな服装を選び、見た目だけで信頼感を得られるようにしましょう。
女性は「落ち着き」を醸し出す服装を
女性にとっての30~40代とは、ある程度の経験や実績を積んで要領を得て、仕事や人間関係に対しても自信がつき、大人の落ち着きと余裕を兼ね備えてくる時期でしょう。
企業側は、30〜40代女性に対して、「落ち着き」や「丁寧で確実な業務遂行力」を重要視してくる傾向にあります。
そのため、服装は落ち着きがあって、品の良さを感じさせるプロフェッショナルな雰囲気を演出するのがポイントです。
もちろん、パンツスーツでも問題ありません。女性のスーツはスカートやパンツ、ワンピースなど選択肢が多いですが、胸元が開き過ぎるものや身体のラインが強調されるものは避けるようにしましょう。
転職面接の服装、こんな時はどうする?
ここでは、転職面接でよくある疑問に回答します。
「自由な服装で来てください」と言われたら?
面接を受ける際に困ってしまうのが、先方から「自由な服装で来てください」と言われたときではないでしょうか。その場合は、業界や企業による違いはありますが、基本的にスーツかオフィスカジュアルと考えましょう。ポイントとしては、「落ち着いた雰囲気」「小ぎれいな格好」「ジャケットスタイル」の3点です。
その上で、日本企業の場合は、ビジネスシーンに合った靴や鞄を選べば、おおよそ問題はないでしょう。外資系企業や日系グローバル企業の場合は、その会社で働くことをイメージしつつ、過度な装飾は避けた服装で臨むと良いでしょう。
「夏」の薄着と「冬」の厚着、どこまで大丈夫?
夏の服装と言えば、クールビズです。ワイシャツにノーネクタイは涼しげですが、転職面接では避けたほうが無難でしょう。
ただし、無理をしてジャケットとネクタイを着用したために、汗だくになってしまうと清潔感に欠けてしまいます。ジャケットは直前に着用する、瞬間冷却剤や扇子などで暑さ対策をする、ハンカチで汗はしっかりと拭いておくといった事前対策をして面接に臨むようにしましょう。
また、冬の場合は着込みすぎに気をつけましょう。コートやマフラーなどはビジネスシーンに合っているものであれば問題ありませんが、スーツの下に分厚いインナーやニットを着用することで、窮屈な装いになってしまうこともあります。
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まとめ
面接での服装は、あなた自身のキャリアを映し出します。よって、自信や落ち着いた雰囲気、清潔感が伝わり相手に好感を持ってもらえるようなスーツやジャケットを選びましょう。
ビジネスシーンであることを意識しつつ、相手先やTPOをわきまえた服装ならば、好印象を与えることができるでしょう。
服装を含め、企業カルチャーに関する情報収集は、転職を成功させる上で重要です。そして、そのために転職エージェントを活用することもおすすめです。
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